日常生活から考えてみましょう。
起床、着替え、髭剃り、整髪・・・
人は見た目で判断することが多いですから、
身だしなみには気を付けたいですね。
部屋の掃除、自分の服の洗濯はできますか?
排泄や生理の処理、入浴は大丈夫ですか?
上手下手はあるかもしれませんが、
自分のことは自分でできるようにしておきたいですね。
時間の使い方。
週末ともなると自宅へ帰らない限り自由の時間が沢山あります。
自分の時間を過ごすためにも、趣味は大事にしましょう。
お金の使い方。
金銭管理はグループホームでやってもらえるところもあります。
ですが、お札は使えるけれど小銭が使えない、
というケースを何件も見てきました。
上手に使えるようになるとお財布の中もスッキリします。
一例をほんの少しだけ挙げてみました。
お子さんが、あるいはご自身が、
5年先、10年先にはどのようになっていたいか、
しっかりとイメージしておきましょう。
イメージがあれば、今何が必要かわかりやすくなると思います。
グループホーム入居は、大きな目標だったり一人暮らしへの準備だったり、
利用する方によって目的は様々ですが、
グループホームを利用するにあたって準備すること、
自分のことは自分でやるという意識を持つこと、そして仲間を思いやること。
他者への気遣いができて初めて共同生活が成り立ちます。
それが自立への第一歩です。