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障害者グループホームのサテライト型

スタッフブログ

グループホームを探されている方には、「サテライト型住居」というのを耳にした方も多いのではないでしょうか。

グループホームは、生活を一人で送ることに対して不安や心配な面があったり、サポートを受ける必要があるものの、自立した生活を送りたいという想いを実現するために、一つの家屋の中で何人かの方と一緒に生活を送る場です。食事や余暇活動を一緒に行い自分の部屋で過ごす少人数の共同生活がグループホームです。
しかし、もっと一人暮らしに近い形で生活を送りたいという要望を持たれる方も多くいます。

また、経営面からいうと、少人数の事業所が経営安定化の観点から、定員を増やそうとしても近隣に入居人数など条件に合った物件がない、物件が見つかっても大規模改修が必要となるケースも少なくない、との声が上がっていました。

そこで、共同生活を営むというグループホームの趣旨を踏まえつつ、一人で暮らしたいというニーズにもこたえ、地域における多様な住まいの場を増やしていく観点から、グループホームの新たな支援形態の一つとして入居者間の交流が可能な本体住居との密接な連携を前提に、一人暮らしに近い形態の「サテライト型住居」の仕組みが創設されました。

ですから、「サテライト型住居」単体ではグループホームになることはできません。
コミュニケーションを図ったり他の利用者と交流を行える場があることが条件です。
また、サテライト型住居は一人暮らしに近い形態になりますが、実際には職員が1日に数回巡回して日常生活上でサポートが必要な場合にすぐに対応できるように配慮されています。

『サテライト型住居』は、障害を抱えている方も自分で自立した生活を送りたいという想いやニーズに応えることが出来るだけでなく、多様なライフスタイルを増やしていき地域に貢献することが出来るというのが大きな魅力ですね。

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