障害を持つ子の親御さんは、
住み慣れた街で子どもが自分らしく生きていくことを願っている方が多くいます。
しかし、実際に私たちが街中で障害を持った方に気付くことはそう多くはありません。
それでも福祉の現場で働く私から見れば、
独りで通勤する方やヘルパーさんと外出されている方など
最近は頻繁に見かけるようになったと感じています。
グループホームで一つ気にして見ているのはご本人の服装です。
以前私が働いていた作業所は、重度の知的障害の方が多くいました。
当時の私の上司は、保護者の方に身だしなみについて厳しく話していました。
街中で大きな声や目立つ行動があるだけに、服装だけでもきちんとさせて欲しい。
だらしのない恰好をしていれば、その容姿に見合った扱いしか受けない。
そう話していました。
それに対して、慣れた服装が一番!という意見もありました。
色々なケースがあるのでどちらが正しいとは言えませんが、
どちらにしても親御さんの苦労を感じます。
確かに人は見た目で判断することが多くあります。
また、きれいな服装を嬉しそうに着ている利用者さんたちも見てきました。
服装一つで時と場所をわきまえることができるのだな、と思いました。
身だしなみはとても重要なんですね。
グループホームでの取り組み一つ一つが皆さんが自分らしく生きる助けになっています。それぞれの施設で特色は異なりますので、たくさんのグループホームをご覧になってください。